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あらすじ

 四宮圭一(しのみやけいいち)は一浪の末、目当ての学園に念願の進学を果たす。

彼が、あくまでこの学園にこだわったのは、一年前に現役で合格した、幼なじみの神城優佳(しんじょうゆうか)の側に居たいがためであった。

 胸を躍らせて上京した圭一は、かねて抱いていた思いのたけを、優佳に告げようとする。

だが彼は、心で幾度も唱え続けていたはずの言葉を口にしなかった。

いや、できなかったのだ。

一年ぶりの優佳は、美しかった。成長した優佳は、圭一の知るにも増して、美しすぎたのだった。


 圭一は抑えがたい想いを持て余したまま、ただの幼なじみという関係のうちに、学園生活を始めることになった。


 圭一は、優佳と同じサークルに入り、レストランでアルバイトを始めた。


生活のための仕事であったが、気を紛らわせるには十分なものだった。

 そう、圭一の心は波立っていた。優佳の隣には、常にひとりの先輩の姿があったのだ。

彼はその先輩こそ優佳の恋人であると思い込んでしまった。優佳の思慕の念は、変わらず圭一に注がれていたというのに―――。


 しばらくして、都会生活にも慣れた頃、圭一はアルバイト仲間の少女、朝倉月乃(あさくらつきの)に告白される。

 圭一は、優佳への想いを断ち切ろうとするように、月乃の告白を受け入れてしまう。


しかし、月乃との関係を重ねていくうちにも、優佳への想いは薄れるどころか、むしろ日増しに強くなっていく。己の気持ちに戸惑う圭一。そして月乃は、圭一の視線の先が、自分に向けられていないと気付く―――。

 また、同じ学園に通う永崎あすな(ながさきあすな)は、ある事件をきっかけに、圭一を兄のように慕っていた。あすなの想いは次第につのり、ついには―――。


 そして、圭一を気づかう優佳は、彼女の良き理解者である二学年上の沖田羽澄(おきたはずみ)に相談を持ちかけ、圭一を紹介する。

先輩として、また優佳の親友として接していくうちに、羽澄は次第に圭一に惹かれていく―――。

 複雑に絡みあう恋物語は、次第にその形を変えていく。大きく、深く、そして―――。



引用(OHP)



強制ルート


違和感の湧く冗長なシナリオでした。

突っ込み所(不可思議な文章)が沢山あるので、まずはテキストから突っ込んでいきます。


日常への描写をここまで丁寧にする意味はあるのでしょうか、

些細な事にすら主人公は考え込むので物語の進行はかなり遅いです。


料理を作ってもらった際の主人公による心の葛藤、朝、身体検査の描写ははたして必要でしょうか、

『だって・・・』の接続詞も気になりましたし『〜と言うのがその理由だ。』表現があからさま。

もう少し物語の雰囲気に気を遣って頂きたいと思います。


主人公視点での 世界・キャラ への説明はかなり偏った見解にとれてしまう書き方なような気がしました。

私的に思うのですが第三者視点からの視点・見解が主人公の状況を表すテキストに混ざっているのはいかがなものでしょうか、違和感しか湧きません・・


『(俺は)すっきりした面持ちでトイレから出てきた。』


上記のような文章が主人公視点での感情描写としてかなり使われているのが・・

誰が主人公を見てるのでしょう、表現として変な気が、

このような点が一箇所ではなく複数あるのはいかがなものでしょうか、

文として基本が成されていない読み物は物語に入れる入れない以前に読む気が萎えます。


シナリオについて突っ込みます。

月乃と主人公は付き合い始めるのですが、その付き合い方への展開が急な気がしました。

付き合い後も印象に残るイベントがバイト、遊園地だけでした。

主人公の妄想描写が中心となりシナリオが進むのはいかがなものでしょうか、


後半からは新キャラクターの連続登場、伏線の張り逃げ、物語が急な展開なのが気になりますが。

丁寧な描写をしすぎている感のある序盤から一転して、後半は描写不足&スピーディな展開、

物語の進行が唐突で、後半何故※月乃に振られ・※優佳と付き合い始めたのかがわかりませんでした。

んー、なんだろう終始笑わさそうともしていないし、気になる展開作りにもなっていないような・・

単調でここまで強引な展開をごり押しされてしまうと以降何でもありになってしまいそう・・


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月乃シナリオ


物語の設定が明かされ、かなり印象が変わりました。

テキストへの突っ込み所(変)が相変わらず多いのが痛いですが、

シナリオ運びは、かなり面白かったです。

序盤に比べ後半はテキスト量が少なく、個別ルートとしては物足りません。

しかし伏線への流れがきちんとしてるので、違和感を減らす凝った作りであったような気がしました。


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優佳シナリオ


伏線に殆ど触れられていないシナリオなので、冗長な展開とだけ感じました。

強制ルートと展開があまり変わらず、ひたすらダラダラと続いていくだけの物語だけだと感じました。

個別シナリオの文字数も少なく、スキップの遅さ、共通ルートの長さから途中何度も投げ出しかけました。

物語の分岐点もわかり難く何度も最初からやり直すはめに・・

かかった時間の割りに内容も薄く、時間を無駄にしている様に感じました。

共通ルートの印象と月乃シナリオでの設定は強くこの物語は印象に残りませんし愛着がわきませんでした。


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羽純シナリオ


退屈なシナリオでした。

ありきたりなシナリオな上、急にこじつけられたような病弱設定が中心になるので前半部の描写の意味はなんだったのでしょう

前もっての設定ならば気にはならなかったのですが、物語の中心となる設定が伏線もなしに後半唐突に追加されるのは簡便して下さい。

展開が唐突で設定も軽く締め(幕引)も必然性の無い○にオチ、後味も悪かったです。

もう少し他の設定を生かして話を進めて欲しいと思いました。

月乃シナリオではSF設定が隠された設定としてあったと思うのですが、

このシナリオではそれに触れる共通世界描写がまるで無いような、

まぁ山の上から周囲を見渡した時に遥か遠くの背景などもあり、裏設定を完全に否定しているような気もしますが

共通ルートでもう少しキャラ立てが出来ていれば、もう少し良くなったのではないでしょうか・・。


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Give UP


システムが酷い上、物語の構成、音楽、展開、CG、全てに見所がなく。

一度プレイを終えると共通部の長さ、個別の短さが目に付き。やる気が湧きません。

共通部分をスキップしている時間は苦痛の時間でしかなく。

何故こうまでして読むことが苦痛になるのかと疑問を持ちました。

残念ですが、私はここでGive UPとさせて頂きます。



                                ▲ページトップへ

更新情報

2007/12/20
 『Give up』を発表。

2007/12/7
 『羽純シナリオ』の批評を追加。

 『優佳シナリオ』の批評を追加。

2007/12/5
 『月乃シナリオ』の批評を追加。

2007/12/3
 『強制ルート』の批評を追加。

2007/11/27
 『純恋-JunRen-』のプレイを開始。

仕様

ジャンル:恋愛アドベンチャー

メーカー:P+Lass(プラス)

発売日:2006/4/7

対応OS:win98SE/Me/2000/XP

必要環境
CPU:Pentium 500MHz以上
メモリ:256MB以上
HDD:1G以上

攻略可能ヒロイン数:不明

平均プレイ時間:不明

販売価格:9240円

発売中

評価点数

総合判定:/100 

シナリオ:/100
音楽  :35/100
テキスト:/100
CG   :35/100
システム:-50/100


メーカーリンク
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